WNIとKDDIが協業

株式会社ウェザーニューズ (本社: 東京都港区 代表取締役社長: 草開千仁 以下、ウェザーニューズ) と、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区 代表取締役社長兼会長: 小野寺正 以下、KDDI) は、2010年11月下旬より、協業によるau携帯電話およびauスマートフォン向け気象情報サービスの提供を開始します。

基地局に観測器をつけて、それをウェザーニューズ社が利用して予報に使うらしい。
同様の話はドコモでも展開していて

NTTドコモ(以下ドコモ)は、花粉の飛散量、二酸化炭素の濃度、紫外線の照度や気象情報などの大気情報を自動測定・蓄積する「環境センサーネットワークシステム」について、2009年12月21日より試験運用を開始します。
環境センサーネットワーク事業では、同システムにより測定・蓄積したデータを「BtoBtoCモデル」にてコンシューマの方々に情報配信を行う事業者へ広く提供いたします。また製薬会社、医療機関などを対象とした「BtoBモデル」や自治体などを対象とした「BtoGモデル」での提供販売もあわせて行う予定です。

というような取り組みを始めている。ソフトバンクは報道資料が見つからないので、そもそもやる気があるのかどうか。

ウィルコムは電波方式が根本的に異なるので基地局数だけはau やドコモとは2桁違う16万局もあり、ここで気象情報を取ると圧倒的優位にたてそうであるし、昨年末にはこんなニュースも出ているが、その後に会社更正法が適用されちゃったのでどうなることやら。

ウィルコムは、すでにメタウォーターと共同で、PHS基地局に雨量計測器を設置し、地方自治体向けに雨量情報を提供する「降雨量計測システム」を開発し、 9月から福井県福井市で試験運用を開始する計画。局地的な豪雨による土砂災害や洪水、河川のはんらんなどの災害の予測が、これまでよりも正確かつ迅速に行えることが見込まれている。ウィルコムとメタウォーターとの取り組みは、将来的には雨量情報、浸水予測情報をサービスとして提供できるシステムに発展させることも視野に入れている。