台湾アイデンティティ

日本統治下の台湾で生まれた6人の台湾の人々が人生を語るドキュメンタリー映画。彼らは日本統治時代に教育を受けたので日本的考え方も理解し日本語を話すわけだが、その日本国は敗戦と同時に台湾から撤退。その後に蒋介石がやってきたりして混沌とした時代になっていったようなのだが、彼らへのインタビューには大変だったと言うだけで恨みがましいことは映像には出てこない。比較的好意的な人だけが出演しているだけかもしれないが。
内容的には考えさせられるものなのだが、映像が明るくて結構良い感じの映画だった。